TOP PAGE　＞　勘定科目一覧　＞　資産　＞　売上債権　＞　売掛金

売掛金

読み方

うりかけきん。

概要

販売を目的とする商品や製品を、「掛け」で売上げた時の未回収金に対応する勘定科目。　いわゆる「ツケ」「後払い」。

該当する主な対象

商品・製品の売上げ　　・・など。

注意点

・売掛金は、「売掛帳」で取引先毎に取引状況を記帳するのが基本。（補助科目を利用して取引先毎に管理する）

・商品や製品など、事業販売する物品を「掛け売り」した場合にのみ用います。

・クレジットカード決済販売も「売掛金」勘定になります。（カード決済の端末手続き段階では入金されませんので・・）

・「売上げ」に該当しない取引には「売掛金」勘定は用いません。　販売管理費用（消耗品などの必要経費）や資産（車両や機械・工具、、）等を「ツケ」や後払い（クレジットなど）で転売した場合には「未収金」勘定を用います。

消費税の課税取扱い（区分）　

---

仕訳例（仕分け例）

①販売用の商品を、来月末払いの「ツケ」で販売した。

借方	貸方	摘要
売掛金　20,000円	売上高　20,000円	商品Aの販売

②先月分の売掛金が事業用口座に振り込まれた（売掛金の回収）。

借方	貸方	摘要
普通預金　20,000円	売掛金　20,000円	商品Aの代金回収

以上参考までに。
（※　なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい（一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません）。　また上記例は一般的なごく一例です。　それと消費税に関しては税込経理としての仕訳となります）

個人事業でよく使われる勘定科目を仕訳例とともに一覧にしてみました（個人事業向け）。