SOHO確定申告ガイド

TOP PAGE > 勘定科目一覧 > 費用 > 経費(販売管理費) > 車両費

車両費

読み方

しゃりょうひ

概要

自動車に係る経費をまとめる勘定科目。

該当する主な対象

自動車に関連する--- 税金、保険料、修理費用、車検、ガソリン代、その他車両維持費・・・など。

注意点

・通常は、自動車に係る全ての費用をまとめるための勘定科目です。(保険料や税金等も全て含めて仕訳が可能)(車両の維持費管理が容易に出来るため)

・自動車に係る費用を 「車両費」へまとめず、自動車保険 ⇒ 「損害保険料」、 自動車税 ⇒ 「租税公課」、 修理費用 ⇒ 「修繕費」、ガソリン代 ⇒ 「消耗品費」 ・・・という具合の仕訳にしても全く問題ありません。(ただ一度決めた勘定科目は今後においても一貫性を持たせ、その後の同種の仕訳には必ず同じ勘定科目を継続する事!)

 その他、自動車に関する経費や仕訳に関しては・・・「自動車に関する経費・仕訳」をご参照下さい〜 m(_ _)m

消費税の課税取扱い(区分) 

課税 (※ 保険料や税金類については非課税取引)

仕訳例(仕分け例)

  → 必要経費についてアレコレ。 また仕訳をする上での基本事項、注意事項など

ガソリンをカードで給油した。(家事按分50%)

借方 貸方 摘要
車両費 2,500円 未払金 5,000円 ガソリンの給油
事業主貸 2,500円 家事按分
 
 尚、ここにおける仕訳例に関しましては、企業会計原則の「重要性の原則」に従い買入時の即時費用化(必要経費へ算入)を選択しての仕訳例となっており、

 ちなみに〜 その購入したモノが事業上大変重要性の高いモノと考えられる場合には、(「⇒ 重要性? 重要性の乏しいもの・・・ とかについて」)

 一旦「貯蔵品」勘定などで資産計上し、その後実際にそのモノを事業の用に供した日を基準にして・・・ その時に「貯蔵品」を「車両費」勘定へ振り替えるなどして経費算入する仕訳が必要となるでしょう。

以上参考までに。
(※ なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい(一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません)。 また上記例は一般的なごく一例です。 それと消費税に関しては税込経理としての仕訳としております)


(C) 佐田会計 確定申告会