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損害保険料

読み方

そんがいほけんりょう

概要

損害保険(共済)に支払った、保険料を表す勘定科目。

該当する主な対象

自動車保険(任意保険)、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)、事業所の火災保険・・・など。

注意点

・個人事業者の「生命保険」は必要経費にはなりません。

・自動車保険や火災保険等は、家事按分を忘れないようにしましょう〜 ^^)/

・契約期間が事業年度をまたぐ保険に加入した場合(契約期間が当年度で完了しない保険)、当期において役務の提供を受けられない部分に対する対価は必要経費となりませんので、「前払費用」として資産計上する必要があります。

 損害保険料の「前払費用」について詳しく! 「前払金・前払費用」・「前払費用の定義、仕訳」(別窓)

・自動車の自賠責保険については、支払時に全額が必要経費として認められます。

 
 自賠責は ”任意”の保険とは異なり、その支払いが法律によって ”強制”されており、また自賠責保険へ加入しなければ車検に通らないなどの規定があるため、どちらかと言いますと・・・税金とか車検費用(修繕費)としての意味合いが非常に強いため。

消費税の課税取扱い(区分) 

非課税

仕訳例(仕分け例)

  → 必要経費についてアレコレ。 また仕訳をする上での基本事項、注意事項など

車検で自賠責の保険料を支払った

借方 貸方 摘要
損害保険料 31,500円 現金 31,500円 車両の自賠責保険料

自宅兼ね事業所(アパート)の火災保険料が、事業用口座から引き落しされた。(家事按分50%)

借方 貸方 摘要
損害保険料 5,500円 普通預金 11,000円 火災保険
事業主貸 5,500円 家事使用分

 以上参考までに。
(※ なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい(一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません)。 また上記例は一般的なごく一例です)


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