SOHO確定申告ガイド

TOP PAGE > 勘定科目一覧 > 費用 > 売上原価 > 期首製品棚卸高

期首製品棚卸高

読み方

きしゅせいひんたなおろしだか。

概要・該当する主な対象

前期(前年度)末の棚卸で在庫として残っていた製品を、当期へ繰越すための勘定科目。 (前期末の「期末製品棚卸高」の価額がそのまま繰り越されます)

注意点

・「期首製品棚卸高」は決算仕訳です ^^)/ 

 
 → なお、月次決算などを行われている場合には、こちらをご参照ください。 (製品と商品を入れ替えるなどして適所ご参照ください)

・基本的な扱いは「期首商品棚卸高」と同じです(細かいところもそちらをご参照ください)。 「商品」は販売する為に仕入れた品、「製品」は販売する為に製造した品

 商品・製品の棚卸について詳しくは、、 「商品・製品(棚卸資産)

消費税の課税取扱い(区分) 

対象外

仕訳例(仕分け例)

当期末において、前期(前年度)末に売れ残っていた製品在庫(期末製品棚卸高)を当期へ繰越処理します。

借方 貸方 摘要
期首製品棚卸高 100,000円 製品 100,000円 前期棚卸製品の繰り越し
 
 やよいの青色申告では「期首製品棚卸高」という勘定科目がありませんが、「設定」 → 「科目設定」 → 損益科目タブをクリック → [売上原価]グループの 商品名称を 「製品」へ名称変更して対応可能です。

 なお「商品」 と 「製品」を扱う事業の場合には、「期首製品棚卸高」を増設して対応すれば問題ないでしょう。 (この場合、「設定」 → 「科目設定」 → 損益科目タブをクリック → [期首商製品棚卸高]ファイルを右クリック → 「勘定科目の作成」 で新規作成します)

以上参考までに。
(※ なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい(一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません)。 また上記例は一般的なごく一例です。 それと消費税に関しては税込経理としての仕訳としております)


(C) 佐田会計 確定申告会