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LAST UPDATE: 2018/12
棚卸し作業の第一段階が終了したところで〜 お次は在庫品の評価。
資産価値? まあ簡単に言えば、その在庫品の現状価値・相当額・時価。
在庫品はかっこよく言えばストック。 かっこ悪く言えば売れ残り品。 なので中には、仕入れ当初から仕入価格が落ち価値が下がっているものも多いでしょう。 つまりいくら高額な在庫を仕入れていたとしても、それは必ずしも現在の時価(妥当額)とは限らず、、 → その在庫品を改め時価(妥当額)で評価し直す。 → これを資産価値の評価と。
なお、その評価する方法は ”法” で決めれらており、そのルールに従っての評価となります事には予めご留意願います。
また在庫品の相当額(棚卸資産の評価額)の算出にはいくつかの計算方式があり、どの計算方式を採用するかは、予め税務署へ届け出る必要があります。 ちなみにもし事前に届出をしなかった場合には、、 自動的に
「最終仕入原価法」という計算方式が採用されている事になります。
先述の「最終仕入原価法」を含む評価方法が原価法。 在庫品の取得価額を基に算出される計算方式となっており、また「最終仕入原価法」以外にも、、 「先入先出法」・「売価還元法」・「個別法」・「平均法」・・・ 等といった細かく区分された他の各方法も用意されております。
上記の 「原価法」を基に算出された評価額と、年末における時価(年末に、該当する商品を仕入れた場合の取得価額)を比べ、どちらか低い方の価額を評価額とする計算方式です。 「最終仕入原価法による原価法に基ずく低価法」「先入先出法による原価法に基ずく低価法」 ・・・といった具合になり、もちろん商品の種類・品質毎(品質については後程)に算出する事になります。
但し、こちらの低価法は青色申告者のみ選択可となっております。 (節税効果が望める場合がある)
一応これら上記2種によらず、他に自身にとってより適正だと思われる方法などがあればそういった方法を選択する事も可能なようですが、ただこの辺りまでは当方では把握しきっておりませんので、詳細は所轄の税務相談などにて願います。 <(_ _)>
それにしても、沢山ありすぎて良く分かんないですね〜 "く(^o^A 実際に私もよく分かっていません ^^
それぞれの計算方式にはメリット(長所)とデメリット(短所)があり、取扱う商品や業種によっても税額や手間に違いが出て来、、 ただ良く分からなければ
「最終仕入原価法」のままでも全く問題ないですよ〜 ^^)/ また当原価法が一番無難とも。
それでは、それら評価方法のさらなる詳細についても触れておこうかと。
ただここでは、定番の ”最終仕入原価法” のみの解説までとさせて頂いております。 (その他は私も使ったことないのでよく分からない) またこれら予めご了承のほど願います。
それと評価方法は、上記各価法のみではなく、現物の品質状態によってもさらに細分評価される事もあるでしょう。 (任意)