商品や材料の取扱いで一番面倒なのが期末処理です。
当期において売れ残った「商品」や「製品」は当期の費用にはなりません! 次期(来年度)以降に売れた時にはじめて 売上げた分に対応する仕入れ分だけが費用となるんですね〜 ^^
期末にて売れ残っている「商品」や「製品」は、棚卸資産(在庫品)として次期(来年度)へ持ち越さなければいけません。
これを行わないと、当期において残っている「商品」や「製品」の仕入高が全て当期の費用扱い(必要経費)になってしまい、売上げに対する仕入原価が異常に高くなってしまいますので、、 正しい営業収益が出ないばかりか、税務署にチェックされた場合には・・・ 確実に ”修正申告” が入り、加算税など追々痛い目に遭うことも。。
・・・で、期末において残っている在庫品(棚卸資産)を持ち越す為には・・・
この2つの流れになります。
期末において残っている在庫品を、実際に目で数量を確かめてチェックし、帳簿の在庫数(帳簿を付けている方)と合っているかどうかを確認する作業です。
※ ローカルな商店などで、”棚卸しのため店休日” みたいな そのアレです。
期末において棚卸しした在庫品の相当額(評価額)を、当期において「資産計上」し、次期(来年度)以降の販売用在庫として次期へ繰り越す作業です。
※ 簡単に言えば、売れ残りの在庫品の原価調整をし、それを次期(翌年)に持ち越す・・ みたいな。
ちなみに・・ 棚卸しの作業を行う時期は、原則では期末(12月31日)になっておりますが、
ただ現実的には色々と年末年始はかなり多忙である事も多く、、 実務的には多少の前後は許容されているそうです (^v^A”