月々のローンやクレジットの金利手数料(いわゆる分割払い手数料、利息部分)は必要経費になるんだ〜! \(^v^)/
・・・という事で、
ローン・クレジットの契約書や明細書を見てみると・・・
金利手数料の総額は分かるけど、月々の支払額の内訳(月々の金利手数料と元金のそれぞれ)が記載されていないことも多いでしょう。
というわけで 信販系クレジットを利用した場合に、月々の支払額から「金利手数料分」と「元金分」とに分けて内訳額を算出する方法を紹介しておきます ^^)/
但し! 以下の計算方法は「信販系クレジット」のみに対応しています。
銀行借入など「融資系ローン」はまた異なり、月々の金利手数料額が変動するなど 当サイトでは補足し切れません。(まあ融資系は、おおよそきちんとした月々の明細があるかと思われますが。。)
予めご了承願います m(_ _)m
それでは! 実際に計算をしながら説明していきたいと思います ^^)/
先ず、利用明細書や契約書に記入されている金利手数料(分割払手数料)の総額を、支払回数で割ります!
金利手数料の総額が333,437円で、60回払いなら 「333,437円 ÷ 60」です!
そして、金利手数料を支払い回数で割った金額の、100円未満の金額を切り捨てます!
「333,437円 ÷ 60」 の場合だと 「5,557.2833円」!(オレンジの部位は小数点以下)
100円未満の「57.2833円」を切り捨てて「5,500円」!
なんと! この「5,500円」こそが、2回目以降支払額の月額金利手数料です〜 ^^)/
つまり、35,500円 − 5,500円 = 30,000円 (月の支払額から金利手数料分を引く)
月々の支払額の内、30,000円が元金で5,500円が金利手数料という事です ^^
次に、初回分の金利手数料を計算します。
2回目以降の支払額が「5,500円」なので、
2回目以降の59回分の金利手数料は 「5,500円 × 59」 = 「324,500円」。
金利手数料の総支払額が333,437円ですから、59回分の324,500円を差し引いて・・・
「333,437円 − 324,500円」 = 「8,937円」
そうです! 「8,937円」が初回分の金利手数料〜〜〜 ^^)/
後は、元金と金利手数料に分けるだけ〜。
38,937円 − 8,937円 = 30,000円!
初回支払額の内、30,000円が元金で8,937円が金利手数料という事です。
他にも色々な計算方法がありますが、この方法が一番簡単で、かつ仕組みを理解してもらえやすい方法かな。
もし信販会社が金利手数料の内訳を計算してくれない場合には、上記の方法で計算して、月々の支払額の内訳(元金部分と金利手数料部分)を計算しちゃいましょう〜 \(^v^)/
信販系クレジットには、
元金+金利手数料を支払い回数で均等に割った額の、100円未満の金額を全て初回分に加算する。
・・・という特徴・基本ルールがあります。
まああまり深く考えずに、信販系クレジットの基本として考えて下さい〜 ^^
ちなみに・・・
月々の元金支払額が知りたい時も、「元金 ÷ 支払回数」&「100円未満切り捨て」 を使えば月々の支払額の元金分だけピックアップする事も出来ちゃいますよ〜 ^^
例えば、元金100万円の60回払いの場合には・・・
1,000,000 ÷ 60 = 「16,666.6666円」。
100円未満切り捨てで、「16,600」が59回分の月々の元金分です。
先ほどは金利手数料から算出しましたが、元金からも算出できますね〜 ^^
参考までに応用として。。
クレジットの一括清算時の内訳にも使えます。(一括返済。繰り上げ返済とも)
信販会社系のクレジットを一括清算する場合には、未払いの元金部分にも規定に応じた金利手数料が加算されますので、
信販会社系のクレジットを一括清算した時に、未払い回数さえ分かれば、清算額の元金分に加算されている金利手数料分も計算出来ちゃいますね〜 ^^)/
え〜、次のページではもう少し複雑に踏み込んでみて・・・ボーナス払いを併用している支払パターンから、金利手数料分と元金分を内訳算出してみたいと思います ^^
・・・とまあ以上、皆様のご参考などなれば幸いです。