もといれきん。
個人事業のための元手。 会社(法人)で言う 「資本金」に該当。
事業資金で準備していた現金や預金の額、売掛金 ・・・など。
・事業の開始日に、事業用として準備している資金を 「元入金」へ算入するだけ、、 そこのみで使われる勘定科目です。 (元入金という勘定科目を実際に使うのは事業開始時のみとなり、後は期首において決算書上で動くのみの数字となります。 なので場合によっては、この勘定科目に一度も触れる事がない方もいらっしゃろうかと)
・元入金は事業主個人から事業用へ移行したお金ですから、事業用資金を「元入金」へ計上せずに、「事業主借」勘定で仕訳をしても問題ありません。
・事業用として準備していなくても、事業用として使い始めた銀行口座に預金が入っていれば、預金の額をそのまま 「元入金」へ〜 (もちろん「事業主借」でも可)。
・決算時、決算書上でマイナスになる事もありますが、全く問題ありませんよ〜 ^^ (元入金は、期首において 前期事業主借・貸や所得の額などで変動しますので)
対象外
100万円を元手に事業を開始した。
借方 | 貸方 | 摘要 |
---|---|---|
現金 1,000,000円 | 元入金 1,000,000円 | 事業開始資金 |
以上参考までに。
(※ なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい(一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません。またそもそも法人には元入金という科目は存在しておりませんし)。 もちろん上記例は一般的なごく一例です。 それと消費税に関しては税込経理としての仕訳としております)