「決算」と言っても かなり特別な行事はありません。
日頃からコツコツと記帳している方は、帳簿処理に徹夜続き・・・という事はまずないはずです ^^
ただ、商品や製品を多く扱う方に限っては、年末になるとちょっと忙しいかもしれませんが。
主に行う事は、当年度分の経費計上処理です。
「減価償却資産」から当年度分の減価償却費の算出を行ったり、
「家事関連費用」の家事按分処理がほとんどかな。
必要に応じて「貯蔵品」などの経費調整や、
「前払費用」などの繰越処理も決算日に行います。
あっ! 仕入れ商品や製品の在庫がある方は、「棚卸資産」の繰越処理もありますね~。
ただこれはけっこう大変ですが、日頃の帳簿管理がしっかり出来ていれば 少しは負担は軽いかな。。
Q. 費用や資産処理だけでなく、決算書みたいな書類は?
A. 個人的に閲覧する収益の集計は自由ですが、税務署に提出する「決算書」や「収支内訳書」の作成は、確定申告の時で全然OKですよ~!
決算書は早々と作成してもいいのですが、私の経験から言いますと・・・
出来れば確定申告の時に作成した方が良いでしょう。
前年度の帳簿は、確定申告が完了するまでは修正や調整が自由です。
もしかすると・・・
お部屋のお片づけ中に、忘れられていた領収証が発掘されるかもしれませんし、税務のお勉強中に記帳のミスや勘違いを発見してしまうかもしれませんし。。
早々と決算書を作成してしまうと、こういった修正や調整が入ってしまうと、都度作成し直す事になってしまいますからね く(^_^A