SOHO確定申告ガイド

TOP PAGE > 簿記 >

簡便な簿記

かんびんなぼき。

簡便な簿記とは?

他には「簡便な方法」とか「簡便な方法による簿記」とも言う場合も御座いますが、

まあ簡単に言えばそうですね・・・

要件さえきちんと満たしていれば、多少簡略化した簿記による会計処理も〜 それはそれで、また「正規な簿記」として認められる。。 といった 「簡略化した簿記による会計処理」 の事を言い、

※ 尚、この「簡便な簿記」に関しましては、単式とか複式とか・・・ いわゆる簿記の形式を指すものではありません。 まあ簡単に言えば〜 簿記を行う上での「考え方」や「簿記帳簿の管理方法」と思って頂ければよろしいかと。。

また類語で現金主義による・・・ 青色申告者や、白色申告者に必要な記帳義務などで使われる「簡易な簿記」という言葉も御座いますが、そちらの用語につきましては〜 【⇒ 簡易な簿記】 ←別途こちらにて。

代表的な要件や適用箇所を 具体的に紹介してみますと。。

企業会計原則で言う「⇒ 重要性の原則」による適用要件が一番の有名どころではないでしょうか。(というか私はコレしか知りませんので、他は割愛させて頂きたく。。 m(_ _)m)

例えば・・・

いつもなら発生主義前提でしか認められなかった会計処理も、その「重要性の原則」が適用可能とされる部分であるならば〜 その部分的にのみ「現金主義」を適用する事も可能ですよ。。 とかいった場合などの、後者に当たる部分の事を「簡便な簿記」、又は「簡便な方法による簿記」と言います。

※ この事例における後者は、「現金主義」の部分がそうですね ^^

※ 尚、それら実務例は ⇒ こちら

つまり「公認」? な、「手抜き」に関する補足事項(一種の特例)の部分に相当する会計処理(簿記) と。

ちなみに〜 ここまでのご閲覧の中、なんとなく雰囲気で分かるかと思われますが、これらは「正規な簿記」の中で認められている手抜き的補足事項となっておりますため、まあ元から「正規な簿記」を基準とした簿記を採用されていない方にとっては、(具体的には・・・ 65万円の特別控除を適用中の青色申告者の方)

ここで言う「簡便な簿記」とはほとんど接点となる箇所はないと思われますので〜

これらも予めお見知り置きのほどを m(_ _)m

 ※ ただ税務上でも、会計の基準はあくまで「正規な簿記の原則 (発生主義の複式簿記)」によるが本来となっておりますため、例え白色申告者でも絶対に接点がないとは言えず、また部分的に参考となろう箇所もあるかもしれませんので、、これらあわせ何卒予め m(_ _)m

以上参考までに。

テーマ
複式簿記・単式簿記

経理の基礎の基礎。先ずはここから・・
テーマ INDEX

(C) 佐田会計 確定申告会