SOHO確定申告ガイド

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(2019年5月7日更新)

2018年度、e-Taxでの確定申告手続き方法覚書。 A初期設定編

2019年よりスマホ申告が解禁され、これまでの国税庁・確定申告書等作成コーナーも大幅にリニューアルされましたので、

またマイナンバーカード(個人番号カード)もそこそこ普及してきましたので、

この度改めて申告手順について解説更新してみました。(所得税)

皆さまの申告手続きの参考等なれば幸いです。

今回の申告手続きに関する環境条件等

スマホ申告が解禁されましたが、

一部の個人事業者を除き、確定申告や会計事務作業の大半はまだまだパソコン環境が多く占めているかと思われますので、

またマイナンバーカードも随分と普及してまいりましたので〜

ご自宅のウインドウズPCから、マイナンバーカード方式による申告手続きという前提で解説させて頂いております。(申告書の送信は国税庁の確定申告書等作成コーナーから送信)

 ※ なお入力画面などはおおよそモバイル(スマホ)と共通と思われますので、(画面の縮尺率等によるレイアウトの違いはありますが) データの送信作業等以外はほぼスマホ入力でも参考になるかもしれません。
 ※ マイナンバーカードやICカードリーダライタ、それから利用者クライアントソフトの設定等 予めカード読み取りに必要な段取りと、(https://www.tax-soho.com/e-tax.html) 確定申告手続きに適応可能な環境を有するパソコンをお持ちであることも前提としております。

⇒ e-Taxで確定申告するにあたって、パソコン等の推奨環境について。(必要な環境)


※ 2019年現在
 ※ 作成コーナーを利用するにあたっては幅広い環境はあるようですが、ただデータ送信等用途別に細かく推奨環境が異なっておりますので、その辺りは十分ご留意願います。(特に使用されるブラウザの選択などには十分ご注意などのほどを願います)

※ 2019年現在

申告書作成前の各種設定等

先ずはe-Taxのポータルサイトへ

http://www.e-tax.nta.go.jp/

それから確定申告書等作成コーナーへアクセス。

https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top

なお、今後は頻繁にこの確定申告書等作成コーナーへアクセスすることになりますので、

ブラウザのブックマーク等でURLへ直接アクセスできるようにしておくと便利でしょう。

それではお待たせしました! いよいよ確定申告作業の開始です!!

申告書等を作成する > 作成開始ボタン から、申告書等の作成をはじめましょう〜 ^-^)ノ

税務署への提出方法は もちろん 「e-Taxで提出する」を。

選択すると画面下へ、さらに細かい提出方法の選択肢が現れます。

ちなみに通常はマイナンバーカード方式での申告になりますので、また今回当ブログでの解説もそれ前提ですので、

今回はそちらを選択。

 ※ なおID・パスワード方式は、スマホ申告やマイナンバーカードをお持ちでない方向けの申告方法になりますが、いずれカードやICカードリーダライタの普及とともに廃止される予定の方法となっておりますので、(いわゆる暫定的な方法) 環境がある方は出来るだけカード方式で申告されますことをオススメしておきます。

おおよそ大半の方は、事前セットアップの更新が入るでしょう。(既に更新済みの方などは入りません)(⇒ 既に更新済みの方は解説の先へ

取りあえず「事前準備セットアップファイルのダウンロード」をクリックし、必要な事前準備を進められてください。

セットアップが完了したら、おそらく作成コーナーのTOPページへ戻るはずですので、

もしTOP画面から再起動された場合は、またここまで同じ手順で進行されてください。

同じ箇所まで戻りましたら、今度はセットアップ完了の表示が出ているでしょう。(なお既に更新済みの方は特に何もしなくともこの画面になっているかと思われます)

画面下までの各事項に目を通され、必要に応じ対応等され、

利用規約に同意して次へ” へ。

マイナンバーカードによる認証に移ります。(マイナンバーカード方式で申告される場合のみ)

画面の指示に従い、マイナンバーカードとICカードリーダライタを接続&カード読み取り可能な状態にし ”マイナンバーカードの読み取り >” をクリック。

ちなみにこの先求められる ”公的個人認証 利用者証明用パスワード” は、マイナンバーカード作成時に設定した4ケタの利用者証明用のパスワードです。

カードの読み取りとパスワード認証が無事済みましたら、上記のような マイナンバーカード方式の利用開始手続き画面へと移りますので、

利用者識別番号を既にお持ちの方は 利用者識別番号とマイナンバーカードとの ”関連付け” へ。(識別番号と暗証番号を入力し先へ)

番号をお持ちでない方は ”利用者情報の登録” へ。

なお私は既に利用者識別番号を保有しておりますので、”関連付け” から解説を続けるとします。(番号の無い場合も、以下、基本的な内容は変わらないようです。最終的には申告者のカード情報登録の作業ですので

またマイナンバーカードの読み取りが実行されます。

おそらくそのままかと思われますが、カードの読み取りが可能な状態になっているかどうか確認し ”マイナンバーカードの読み取り” へ。

 ※ なおこのマイナンバーカードの読み取り時点で、「マイナンバーカードを認識できませんでした。。」うんぬんという不明なエラー頻発の事象報告を多々受けておりますが、この解決方法については別途こちらページ(⇒ マイナンバーカードを認識できませんでした。謎のエラー。解決方法等) で解説しておりますので、もしここでエラートラブルに遭ってしまった方は 併せそちらもご参考頂けますと幸いです。

なお「券面事項入力補助用パスワード」というのも、カード作成時に設定した4ケタのパスワードです。(4ケタのパスワードは3つありますので、そのうちのひとつ)

読み取りが正常に完了しますと、マイナンバーに格納されていた個人情報が画面へ表示されますので、

確認でき次第 ”次へ” へ。

これで関連付け(いわゆる同期)は終了。 引き続き登録情報の確認へ。(画面右下の”次へ”へ)


画像引用: 国税庁HPより

ここは国税庁のシステムとマイナンバーカード情報との内容照合でしょうか?

問題なければこのようは表示が出ているはずです。

OK” ボタンから次へと進みましょう。

 ※ 利用者識別番号がない方は、この前後くらいで屋号や事業所在地等といったさらに細かい情報の入力作業が入るでしょう。

登録情報の確認です。

利用者識別番号とマイナンバーカードとの同期(関連付け)がされた後の、申告者に関する登録情報です。(利用者識別番号が無い方は、入力された登録情報かと思われます)

特に問題なければ画面下方の ”申告書を作成する” へ。

修正等があれば ”訂正・変更” にて箇所訂正後、”申告書を作成する” へ。

 ※ 利用者識別番号がない方は、この流れで識別番号も取得出来るようです。

ここは作成する申告書の年度選択です。

普通は最新の年度をチョイスされてください。(現在暦が2019年の確定申告時期であれば、2018年度(平成30年度)を選択)(と言うより、最新のモノ以外は”過去年”となっているはずですので、まあ間違えることはないでしょう)

チョイスするとその下へ作成するデータの項目が出てくるでしょう。

お疲れ様でした。

取りあえず初期設定はこれで終了致しました!

引き続き各データの入力作業(ここからが本番)へ。 頑張ってください。

補足

なおこの時点では何かしらのデータ保存(セーブポイント)はありませんが、

ただこのタイミングで何もせずに作業休止(ブラウザを閉じたりPCの電源を切る等)してしまうと、作成作業再開時 もう一度初期設定からやり直しになってしまいますので、

ここはもう少し作業を進められ、作業を中断したい場合は その先のセーブポイントにたどり着いてから。。

とまあこんな感じで、初期設定編。 以上参考までに。


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