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(2009年4月22日更新)
税務調査されると、入られると、
ほぼ100%の確率で税金の追徴・追納が発生するようです(修正後の税金+追徴課税)。
どんなにキッチリ帳簿を付けていても、、税理士や会計士直伝の帳簿だとしても、、必ず修正申告が必要となり、必ず税金の追徴が発生してしまうようです。(言い切ってしまってもいいくらいに)
何故なら・・・
税務調査は、税務署職員のお仕事だからです。
私の実家も事業を営んでいます。 当然、税務調査に遭遇した事もあります。
で、そんな税務調査に遭遇した時のお話ですが、、
税務署の職員さんは、ある程度調査する目星を付けてきます。事前にしっかりと色々と調査し、絶対に申告内容が不審で、たたけば必ずホコリが出ると確信出来た時に、、
税務調査に踏み切るそうです。
税務署は時間を割いて調査員を送り込むわけですから、人件費に見合った収穫がなくてはならない・・・ というのが本音中の本音なんでしょう。
しかし、その時は税務署側の意(思惑)に反し?実家の経営帳簿は非常に優秀だったそうです。(まあ数々の記帳相談を始め、青色申告会にも多々足を運んでおりましたし)
税務署が目星を付けていた箇所は見事に外れ、不審な所やホコリも一切出ませんでした。(ちなみにその税務調査の根拠となった目星に関してはこちら後程の記事にて。。)
で、とある時、
「これは収穫が出ないな・・・」とでも思ったのでしょうか。
いきなりこれまでの観点(調査の対象範囲)を変えて、パターンの違う調査を始めたそうです。(始めたというか切り替えた)
それは 「超細かい部分の経費」。
普段なら流すようにしか見ない細かい所まで調べ出し、半ば強引な理由付けとも思えるチェックで、なんとか数万円の修正申告にこぎつけたそうです。
やはりこちらは納得がいかないので、もちろん抗議はしますが、、 抗議には応じない一点張り。 (もはや言いがかりレベル。押し付け状態とも)
そして税務調査が終わって、調査員が帰る間際に・・・
「私達もこれが仕事なんで、手ぶらでは絶対に帰れないんですよ〜」
と言ったそうです。
つまり、
税務調査に来るからには、、(踏み込むからには、、) 何が何でも、強引であろうと税金の追徴を獲得しなければならない! ・・・という意味で受取っても問題ないでしょう。
怖いですね〜。
(※ なおこれらは当時の調査員から出た話であって(権力的なお役所仕事全盛期)、昨今ではちょっと公務員の対応改善とかが推進されていますので、、 もうそうそうそんな話は口が裂けても出ないとは思われますが(今の時代言ってしまうと暴言扱いになる事間違いないでしょうから)、ただ本音は今も昔も変わっていないと思われます)
ただ、それから20年は経過しましたが、
2度目の税務調査はないそうです。
おそらくまた来ても、費用対効果が望めず、収穫も少なそうなので 来るつもりはさらさらないのでしょう。
ちなみにもしこの時、署員の思惑通りかなり大きな収穫があったとしたら・・・「かもねぎリスト」としてチェックされ、また数年毎に調査に来ていた事でしょう。(かもしれません)
というわけで、
まあ税務調査に踏み込まれたなら ある程度の覚悟は必須かと思われますが、しかし日頃の帳簿管理さえしっかりしておけば、それ以上傷口を広げないチャンスも色々はある とも言えますので、
まあいずれにしても帳簿管理はしっかりと。
以上参考などまでに。