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(2019年2月7日更新)

eLTAXで確定申告。よくある質問(PCdesk)

今年はe-TAXでの確定申告だけでなく、eLTAXも駆使して地方税の申告なんかもやってみよう!

しかし進めていくうちで、国税e-TAXと同じで〜 やはり地方税ポータルもQAや解説などを見てもよく分からん!! 説明が難しい!説明すらない!!! そんな場面に出くわすことも多いのでは?

というわけで今回、地方税ポータルから電子申告を行う上でよく出る疑問点などを集めてみましたので、

皆さまのご参考等にもなれば幸いです。

※ システムは頻繁に更新やバージョンアップされておりますので、タイミングによっては解説部分に相違が発生するかもしれません。予めご了承願います。(ご利用環境や地域性に起因する場合も)

B 源泉徴収票を提出するもの

年末調整後、提出する給与支払報告書と給与所得の源泉徴収票を作成している際によく出てくる質問・疑問。

源泉徴収票合計表項目入力でで出てくる ”B 源泉徴収票を提出するもの” という欄。

これって入力必須項目のようだが、、(またこの欄を全て入力しないと保存すらできません)

一体なに?

 Answer...

B 源泉徴収票を提出するもの” とは、、

年間の給与支払額が500万円を超えるなどして、個別に税務署へ ”給与所得の源泉徴収票” を提出しなければならない人のこと。 またその人数を指します。

通常、大半は年末調整が完了すれば別途税務署へ徴収票の控えなどを提出する義務はないが、

一定の条件を満たす一部の給与取得者等は 別途・個別にその徴収票を提出する義務が発生し、、(税務署提出用)

いわゆるその義務のある方の事。

ちなみに、この欄は該当者がいなくても(ゼロ)、ゼロ入力は必須となっておりますので、(何かしら数値が入らないと保存ができない)

一応この辺り補足までに。

資産コードとは? 抹消コードとは?

償却資産の申告手続きで、資産の増減を報告する種類別明細書。

まずこの中に ”資産コード” というものがあるが、、(増加資産・全資産用の種類別明細書)

これって何? 何処にそんなコードあるの? 何を参考に記入すればいいの??

 Answer...

ここは何も記入しなくていいです。

ここはお役所側が決める管理コード。(申告された資産ごとに割り振る管理番号みたいな感じ)

むしろ記入しないでください。

※ 但し、その申告方式が ”電算処理方式(事業者が自身にて評価額を算出して申告する方式)” である場合には、そいういったケースではここは事業者が独自に設定した(決めた)コードを入力します。

※ ちなみに個人の方だと、大半の方は ”一般方式” と呼ばれる、資産のみを申告し、評価額などはお役所側が決定する方式での申告となっております。 またそれが通常だとお考えください。
 
 増加資産・全資産用ではなく、減少資産用の種類別明細書にも資産コード欄がある地域も御座います。 ちなみにここに何も記入(自動印字)、及び自動入力されていない場合には、別途お役所から送られて来ているはずの資産一覧表から該当するコードをそのまま転記されてください。

じゃあ減少資産の種類別明細書の中の ”抹消コード” は?

 Answer...

ここは、直近に申告した資産がある場合、その資産に対応するお役所側が決めた資産コードに由来するものです。(資産コードそのままの場合や、地域によっては前後に何かしらの区分値を付記していることも)

ちなみに ”プレ申告” でeLTAX申告される場合や、申告時期前に ”印字された種類別明細書” が送られてくる地域では、当該コードは予め入力などされているはずですが、

もしそうでない場合には、減少資産が生じた場合 個別に一覧表(申告済みの償却資産一覧表)などから転記する必要が御座います。(一覧表は、申告後等にお役所から送られて来ているはずです)

参考までに。

※ 一覧表から転記が必要な場合には、地域によってはコードの記載に留意点がある場合も御座います。(資産コードに種類コードを付け足すとか、いわゆるローカルルール) 予めお含みおきを願います。
 
 抹消コードというワードは、ローカル性に依存しているようです。地域によってはこういった用語は使われていないことも。

税務会計上の償却方法とは?

償却資産の申告手続きにおいて、申告書の書き方で多い質問。

税務会計上? 何だそれ わからん。

 Answer...

ここは ”所得税” 等の会計で採用している償却方法の選択事項です。(いつも帳簿付けしている減価償却資産の償却方法)

地方税の固定資産税において、所得税(国税)等とはまた別に償却方法を選択出来るわけではありません。(国税は定額法だが地方税は定率法にしたりとか)

お間違えのないように。 勘違いなさらないように。

 
 個人事業者の方で、減価償却資産の償却方法について特に変更の届出(税務署へ)を行っていない場合には、ここは ”定額法” の一択となります。(変更されていない限り定額法がデフォルト設定になっております)

引き続き現在選択中の申告データに署名しますか?

eLTAXのPCdeskにおいて、何かしらの申告データに署名を行い、、その署名は完了したはずでは? というタイミングで出てくるポップアップ・ウインドウ。

はっきり言って意味が分かりません。

選択中・・ てことは、今さっき署名が終わったやつですよね?

追加で二重に署名するってこと?

それとも今迄の署名とは異なった、また違う署名も付けなきゃらなんの??

それともそれとも〜 実は他にも何か知らぬうちに選択しちゃってる???

 Answer...

このポップが出ている時点で、先ほど選択していたデータに署名は無事完了しております。

なのでもうこれ以上何もする必要はありません。

そのまま「いいえ」で終了させてOKです。

 
 これはソフトウェアの仕様ミス? のような気がします。 引き続き署名を行う必要性が全く見えませんから。。 そのうち削除(修正)されるかも。

送信が正常に完了した申告データを削除しますか?

これは何かしらのデータを最終送信し終えた後に出てくるポップでの一言。(署名済みデータの送信後)

意味は分からなくないです。 さっき送信したデータを削除するかどうかですよね?

分からないのはここから先。

そのデータって削除してもいいものなの?

 Answer...

削除してもまず問題はないです。

ただ私的には残しておくことをオススメ致します。

理由その@ 後々申告済みデータを印刷しようとした時、簡単にプリントアウト出来るため。(閲覧も)

理由そのA 後々修正申告が必要になった際、簡単にデータを流用して手続きが出来るため。

理由そのB この時点でほぼ送信ミスは考えられませんが、それでも万が一何処かで未着等の送信ミスが生じていた場合、残しておくと簡単に再送信できるため。

ちなみに ついでにもうちょい質問。

ここでもし削除してしまったら、そのデータは永久的に復元することは出来ないの?

 Answer...

やや手間はかかりますが、復元することは可能です。

データ送信後、PCdeskのメッセージボックスへ受信結果のメッセージが届いているはずなので、

そのメッセージに格納されているXMLファイルを個別にダウンロードし、(メッセージ画面下の「受付済みの申告書をダウンロード」から取得できるファイル)

メインメニュー ⇒ 3:申告データ作成メニューの申告データ読込 ⇒ 申告データをインポート ⇒ データを表示する。。 この手順で復元することが可能です。(閲覧、もちろん印刷も可能です)

但し、何かしらの送信ミスでメッセージボックスへXMLファイルが格納されていなかったり、また閲覧可能期限を過ぎてしまった場合にはXMLファイルを取得することが出来ませんので、

その点には十分ご留意ください。

 
 まあいずれにしても、ここは大事を取って ”削除しない” としておくのが無難と言えるでしょう。

・・とまあこんな感じでいかがでしょうか。

以上、皆様のお役に立てますと幸いです。

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