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(2010年4月26日)

国民年金保険料の節約・節税比較。口座引き落とし VS クレジットカード払い VS 現金

 いや〜 ご無沙汰しております ^^
この4月は何かと変化の多い月でしたので、なんだかバタバタと・・・ 気が付けばゴールデンウィーク目前でした ^^

 あ、そういえば、
今月4月は、国民年金保険料の1年分前払いによる割引優待が受けられる期限。
今月4月30日までに平成22年度分の1年分を前納すると〜 3,220円の前納割引が適用されますね ^^

 ところで・・・
国民年金の支払い方法には現金、口座振替、クレジットカードなど、何種類かありますが、
どの方法が一番お得になるんでしょうか〜!? (もちろんいずれも1年前納を条件として

<<本頁INDEX>>

  • 1. 現金納付
  • 2. 口座振替(引落し)
  • 3. クレジットカード払い
  • 4. 比較まとめ
  • 5. クレジットカード払いの注意点

現金納付

 先ずは 現金。

 平成22年度分の国民年金保険料を例にすると、
最大に割引が適用される条件の1年分前納で 「3,220円」のお得となります。

口座振替(引落し)

 そして 口座振替。

 同じく平成22年度分の国民年金保険料を例にすると、
最大に割引が適用される条件の1年分前納で 「3,800円」のお得となります。

 現金前払いに比べ580円もお得がアップしている計算ですね ^^

クレジットカード払い

 そして クレジットカード決済。

 同じく平成22年度分の国民年金保険料を例にすると、
最大に割引が適用される条件の1年分前納で、国民年金保険料は 「3,220円」のお得となりますが、しかしこの上乗せで各クレジットカード会社のポイントが付与されます。

 ちなみに・・・ 一般的なクレジットカードの還元率は基本的に0.5%
クレジットカード利用額に対して、商品券などで商品交換し、額面に換算した還元率が0.5%です。
(※ カード100円の利用で、0.5円還元される計算)

 という事は・・・
平成22年度の国民年金保険料は181,200円、前納割引がきいて177,980円
この177,980円をクレジットカード決済した場合には・・・
クレジットカードの還元率(還元相当額)で言うと約890円分のポイントが還元される計算に。

 お?

 クレジットカード決済のパターンが一番お得になる計算ですね〜 ^^

 しかも!
クレジットカードのお得はもうちょいプラスアルファ!

 それは・・・
国民年金保険料の支払額による所得税&地方税などの節税。

 口座引き落としの場合だと、年額181,200円から割引分3,800円を差し引いた177,400円が保険料の支払額となり、この額が 社会保険料控除の対象となりますが、

 クレジットカード払いの場合だと、支払う国民年金保険料は現金前納と同じ額。
つまり、年額181,200円から割引分3,220円を差し引いた177,980円が保険料の支払額となり、この額が 社会保険料控除の対象となるんです。(クレジット払いの方が控除対象額が大きい)

 という事は、
国民年金保険料として納めている表面額はクレジットカード払いの方が多くなるので、その分多く 社会保険料控除に加算でき、それだけ所得税や地方税の税額に影響する・・・という事なんです ^^ (その分税金が安くなる。 ただまあ、額としては大きくないですが、チリも積もれば・・・)

比較まとめ

 なんだか文章ばかりでゴチャゴチャしているので、簡単にまとめてみると・・・

 ・【現金払い】 「3,220円+α」のお得。

 ・【口座振替】 「3,800円」のお得。

 ・【クレジットカード払い】 「4,110円+α」のお得。

(※ α・・・口座振替に比べた場合の、社会保険料控除による所得税、及び地方税の減税分)
(※ クレジットカードの還元率0.5%で計算した場合)

 一目瞭然! 明らかに、クレジットカード払いのお得度が光っていますね〜 ^^

 しかも! クレジットカード払いのお得度はこんなものじゃぁありません〜
上記例では還元率0.5%のクレジットカードを例に計算していますが、
世の中には利用金額によって還元率がアップされたり、基本還元率そのものが高いカードも存在しております。

 例えば・・・
楽天市場ファンには必須の「楽天カード」
この楽天カードは利用額100円につき1円の還元率。
つまり・・・ 還元率1%のクレジットカードなんです。

 という事は・・・
この楽天カードで国民年金保険料を引き落とせば約1,780円分ものポイント還元があり、
最終的には 5,000円+αものお得になっちゃうんです!

 〜というわけで、
今現在クレジットカードをお持ちの貴方!
少しでも国民年金保険料の負担を減らしたいのであれば、
来年からクレジットカード払いにしちゃいましょうね〜 ^o^)ノ

クレジットカード払いの注意点

 お〜と!!! 最後に! クレジットカード払いの細心注意点!

 先ず1点目!

 クレジットカード会社によっては、国民年金保険料のクレジットカード決済はポイント付与の対象外としている所も多いので要注意!

 これは、各クレジット会社、又はカードの種類によって個別に異なるようなので、
国民年金保険料をクレジットカードで・・・ という前には、必ず!国民年金保険料をカードで支払っても、ポイント付与の対象となるかどうかの確認を!
(※ クレジットカード会社で確認)

 ちなみに、私の愛用しているJCBカードは、国民年金保険料の支払いもポイントの対象となっております。 それと上記例で出てきた楽天カードも、国民年金保険料の支払いはポイントの対象となっております。 (2010年現在)
(※ コンタクトセンターで確認済み)
(※ ポイントは楽天スーパーポイントですが)
(※ 尚、クレジットカードによっては、ポイントうんぬん そもそも国民年金保険料の支払い自体に対応していない場合もあります。 要確認)

 そして2点目!

 これらの優待&還元を受けるためには、必ずクレジットカード引き落としにする事!

 用紙によるコンビニ払いなどでは、クレジットカード払いが出来ません。

 尚、クレジットカード引き落としは事前に申請・申込が必要となるので、クレジットカード払いを予定している方はお早めに〜 ^^
http://www.sia.go.jp/top/credit/credit.html クレジットカード支払い申請など(社会保険庁HP)
https://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3648 国民年金保険料をクレジットカードで支払いたいとき(日本年金機構HP)

 さらに3点目! それは・・・

 カード決済によって付与されたポイントは賞品などへ交換しないと、そのお得度は「現金払い」同様になってしまう点。

 クレジットカードにはポイントの有効期限があったり、
ポイントを賞品へ交換するための最低必要ポイント・・・ といったものがありますので、
日頃からクレジットカードをご使用にならない方は、国民年金のためにわざわざクレジットカードを・・・という事は、全くオススメできません。

 参考までに ^^

 以上、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 また以上参考などまでに。

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